ワシントン地区の試合の事です
両チームの大学名は忘れてしまいましたが・・・・・
0-0 ランナー1塁、2塁 バッターがHRを打ち
3-0、、、、、になるはずが。
打ったランナーが1塁ベースを踏んだ所でうずくまって動けなくなりました。
皆さんに質問です。
1、このランナーにピンチランナーを使える Yes or No
2、すでに柵越えHRなので緊急事態と言う事で無条件でHRとみなす Yes or No
3、必ずHRを打ったランナーが這ってでもホームベースを踏まなければHRとみなされない
Yes or No
ヒント!!
監督スタッフ、チームメートらが何らかの補助をし、手を出し彼女を助けた時点でHRは無効となります。
答えは・・・・・
1、ピンチランナーは使えますので答えはYes、ですが、ピンチランナーを使った時点で1塁と2塁に居たランナーはホームインとなり、ピンチランナーはHRでは無く2ベースヒットとなります。
2、無条件でHRとはみなされませんので答えはNoです
3、答えはYesです。
と言うのがルール上の話です。
ESPNで流されたストーリーに戻りましょう。
この試合ランナー1,2塁 0-0、バッターボックスに立った選手は150cmほどの小柄の選手、
ソフトボールを始めて以来一度もHRを打った事の無い選手でした。
その選手がカウント2-2からセンターオーバーのHRを打ち会場は歓声でいっぱい!!!
2塁に居た選手も、1塁に居た選手もガッツポーズでホームイン、しかしHRを打った選手の姿は画面に出てきませんでした、本人は1塁を踏んだ時点でひざを痛め動けなくなってしまったようです。
チームメートは全員ホームベースで彼女を待ちながら心配。
監督、コーチもこの状況で手を出せばHRは無効・・・・・・
そんな中、相手チームの選手が球審にこう申し出たそうです。
「私たちが彼女を担ぎホームインする事は可能ですか?」と。
答えはYes。
HRを打った選手は相手チームの2名の選手に騎馬戦のように担がれ、そして各ベースに着く度
二人の選手がしゃがみ、痛めていない方の足でベースを触らせホームインをしました。
会場は涙、涙だったそうです。
試合の最終結果は4-3で怪我をした選手を助けたチームが負け。
もしあの場で選手が手助けをする事を審判に申し出なければ勝っていたかも知れない・・・・・
この事を通してスポーツ、ソフトボールが勝ち負けの勝敗だけではない事を学んだとその話を思い出しながらインタビューを受けたHRを打った選手も監督も、審判も皆涙でこの話を語っていました。
沢山の試合の中で沢山の感動秘話があるとは思いますがESPNで放送されていた感動秘話を紹介して見ました。
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アシスタントコーチMさんからコメント頂きました。
日本でも聞いた事があると言う事でアドレスを教えて下さいました。
そのページの中にあったサイト(アドレス)の中に詳しい詳細が日本語で出ていましたので紹介します。私自身パソコンを膝に置き仕事の傍ら見ていたTVなのでチーム名も覚えておらず、、、、せっかくの内容も中途半端でした。どんな風に選手が手助けしたのか写真も載っていましたので是非読んでみて下さい。詳しい内容を確認しようと思い英語のサイトに行ってみましたが残念ながら削除されていました。
http://labaq.com/archives/50999181.html
アシスタントコーチMさん ありがとうございました。
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2 comments:
こんにちは。
いつも楽しく見させてもらっています。
このエピソード、やばいですね。
読んでいてウルウルときました。
本当にいい話です。
これからも応援しています。
ありがとうございます。
いつも更新楽しみにしております。
同じ話題を日本のサイトで見た事が
あります。
http://set333.blog.shinobi.jp/Entry/149/
ルールの解釈は難しいですね。
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